カンボジアサッカーは、今伸びている

“現在、カンボジアのサッカーはFIFAランクで100位圏外となっています。日本が50位なので、その差は歴然でしょう(2015年7月現在)。タイやインドネシア、マレーシアといった近隣の国々と比較しても、かなり遅れをとっているのが現状なのです。しかし、カンボジアサッカーが力をつけ始めているのもまぎれもない事実となっています。
サッカーに興味のない私が、なぜカンボジアのサッカーに興味を持っているのか?その理由は、カンボジアのサッカーがカンボジア経済の鏡となっているからです。カンボジアは近年目覚ましい経済成長を遂げています。1993年に内戦が終結して以降、外国からの支援によって着々と経済成長を続けてきたのです。
そんなカンボジアにとって最大の援助国となっているのが、私たちの住む日本です。近年では中国の人件費高騰やストライキ、ベトナムの人件費高騰、人手不足、タイの人件費高騰など、アジア各国の情勢を受けて、企業も進出先にカンボジアを検討するようになっています。既にヤマハ、ユニクロ、アシックスなどなど、多くの大企業が事業展開を始めようとしているのです。三菱東京UFJ銀行もカンボジアに目を付けています。今後ますます日本企業が進出してゆくであろうカンボジアですので、若者たちの生活水準も大きく向上することでしょう。そうなれば病気や怪我で命を落とす若者が減り、健康な若者が増えてきます。インフラに関しては既にかなり整備されてきています。それがサッカーにも反映されているのです。”

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